奈良の古墳、卑弥呼の墓の可能性強まる!
掲載日時:2009.05.31 18:00 コメント [0] , トラックバック [0]
以前から噂があった、箸墓(はしはか)古墳(奈良県桜井市)の被葬者が卑弥呼である、という可能性がいよいよ強まったようです。その根拠は、築造時期。
新聞報道によれば、「古墳の周囲から出土した土器の放射性炭素年代測定と呼ばれる科学分析の結果、西暦240~260年に築造されたとの研究成果を国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の研究チームが研究成果をまとめたことが29日、わかった」とのこと。
この年代は、「魏志倭人伝」の記述により、247か8年ごろとされる卑弥呼の死去した年代と合致するんですって。
卑弥呼といえば、邪馬台国の女王として知られていますが、彼女のことと邪馬台国とが記されているのは、なんと中国の「魏志倭人伝」という古文書のみ。実は日本の資料にはないんですね。
その記述によれば「その国、もとまた男子を以て王となす。とどまること七、八十年、倭国乱れ、相攻伐すること年を歴(ふ)。乃ち共に一女子を立てて王となす。名づけて卑弥呼といふ。鬼道に事(つか)へ、能(よ)く衆を惑わす」
つまりは、卑弥呼は呪術や占いで国をおさめた女王。シャーマンとして政治をしていたというのは、まさに元祖スピリチュアル女王! ってことですね。そのミステリアスなところが日本人の浪漫を刺激するのか、上記の引用箇所の後、わずかしかない、彼女が治める邪馬台国の記述から、卑弥呼や邪馬台国を描いたいろんな作品が生まれています。漫画など見ると、服装から髪型から、人間って想像がたくましいな~と感動します。
ちなみに「魏志倭人伝」によれば、卑弥呼がなくなったときは
「卑弥呼以て死す。大いに塚を作る。径百余歩、殉葬する者、奴卑百余人。更に男王を立てしも、国中服せず。更々(こもごも)相誅殺(ちゅうさつ)し、当時千余人を殺す」
奴隷を100人殺して一緒に埋めちゃったんですね。きびしい世界です。その古墳に、100人分の骨があるか、、そんなところもわかるんでしょうか。もう骨は土になっちゃってそうですけど、、、。いずれにせよ、今後に注目です。
(田中水菜)

柳川 創造, すが ともこ
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