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霊について綴ったエッセイから生きるヒントを学ぶ

掲載日時2009.05.20 18:00   コメント [0] , トラックバック [0]

  by 景山えりか

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霊感というものは、もしかしたら誰にでも備わっているもので、その力が表に出るか否かは、きっかけとなる出来事の有無に過ぎないのかも。
今、経験している苦労は、カルマを解消するために必要なことなのかも。

死後の世界って本当はどうなっているんだろう......など、いろいろと考えさせられつつも、生きることに前向きになれる読後感を味わえるのが、佐藤愛子さんの『私の遺言』です。

この作品は、北海道に山荘を建てたことをきかっけに、なんと50代で霊感に目覚めてしまった著者が、屋根裏から聞こえる足音や、「ビシッ、ビシッ」と鳴り響くラップ音をはじめとする超常現象に悩まされ、あらゆる霊能者に相談しながら原因を探り、浄化の日々を綴ったエッセイ。

その内容に、かなり引き込まれます!
 

佐藤さんが一番最初に相談した霊能者として登場するのは、今やスピ界のカリスマであり大御所の美輪明宏さん
若き日の江原啓之さんのエピソードも登場し、「オーラの泉」でブレイクする以前から、お二人が霊能者として名高かったことも、この作品からよくわかります。

出版当初70代の著者が真面目に語る霊の世界は説得力があり、胡散臭さがありません。「あの世」について語っているのに、「今」を生きるためのヒントも満載で、まさに死ぬまでに読んでおきたい1冊。

同じテーマで綴られた佐藤愛子さんの著書『こんなふうに死にたい』、『冥途のお客』も、オススメです。


(景山えりか)


 私の遺言 (新潮文庫) (文庫)佐藤 愛子 (著)
私の遺言
佐藤 愛子 (著)

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