恋人たちの聖地、阿蘇山本堂西巌殿寺奥之院で煮える恋心を釜茹でする
掲載日時:2009.05.11 10:00 コメント [0] , トラックバック [0]

飲み会でモノホンの山伏さんにお目にかかったことがあります。
などとそのせつは、興奮して質問攻めにしちゃってごめんなさい。「山伏! てあの、時代劇に出てくるポンポンのくっついた鴉天狗みたいな装束の人たちですか」
「はいそうです」
「法螺貝とか吹いたりする」
「ええ吹きます」
「風車の矢七に会ったことありますか?」
「水戸のご老公一行は襲いません」
明日は火渡りの行で朝早いんで、と居酒屋を退出する彼をお見送りしながら、平日は都内でサラリーマンを、週末はお山に入って修行をおこなう若き求道者におおいに感銘を受けたものです。
山岳信仰というと、とても峻厳で身の引き締まるようなイメージがあるんですが、実は戦前のほうが、もっとおおらかだったみたいです。娯楽の乏しい時代、年に1度はパワースポットに詣でて、老いも若きも英気を養っていたんですね。
さて阿蘇山は古来縁結びの山として信仰を集めた山。
春と秋に阿蘇山の火口へ詣でる「オンダケサンマイリ」には、昔より若い男女が参加し、夫婦の契りを交わしたと言われています。今でいう合コン+リゾート旅行みたいなもんでしょうか。
奥之院の建物は、幾度もの阿蘇山の噴火でも建物が壊れたことが無く、御利益があるとされていたそうです。ここには弁財天が祀ってあり、恋愛、金運等の御利益を求めて、現代でもカップルや若い女性のグループの参拝者でにぎわうとのこと。
まあ、それだけでもありがたいお寺なのですが、さらにこのお山の本気度がうかがえる画像を発見しました。

これは先月おこなわれた「湯立て荒行」の1シーン。沸騰したお湯をものともせず、釜上に行者さんが座っておられます。
生煮えの恋情なぞ、笑止! 恋は釜茹でも辞さぬで覚悟で、的なメッセージがひしと伝わってくるではありませんか。
みなさん各自、ご覧になってご自分に喝を入れましょう。
(逢坂杏)

エレン ファイン (著), シェリー シュナイダー (著), Ellen Fein (原著), Sherrie Schneider (原著), 田村 明子 (翻訳)
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掲載日時:2009.05.11 10:00 コメント [0] , トラックバック [0]
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