伊勢、二見興玉神社で夏至の奇跡。朝日と富士山と二見夫婦岩が一直線上に結ばれるときも
掲載日時:2009.06.21 12:00 コメント [0] , トラックバック [0]
写真は昨年のもの。「伊勢志摩つれづれ」さんより。
今年は雨だったようです。
伊勢市の二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)では毎年6月21日に、夏至祭が執り行われます。この神社は、海底に沈む興玉神石(おきたましんせき)をご神体と仰ぎ、しめ縄で結ばれた夫婦岩をシンボルにいただくことで有名です。
さてこの夏至祭、5月末にご神体に生える藻(あまも)を刈る「藻刈神事(もかりしんじ)」からすでに始まっています。興玉神石より刈り取られた藻は、猿田彦大神ゆかりの霊草とされ、天日に干して「お祓いの具」とするのだとか。
一見、なんのこたない塩漬けワカメなんですが、身につけてよし、お風呂に入れてよし、悪しきものから身を守る、世にもスペシャルな逸品なんですね。
この霊草を使って、夜明け前より夏至祭が始まります。
参加者のみなさんは、二見浦の海に入りここで日頃の罪穢れを祓うんだとか。
お祭りのクライマックスは、朝日が昇るその瞬間。
沖合い700mに鎮座する夫婦岩の間から昇る太陽が、富士山と重なり、海底に沈む興玉神石と一直線に結ばれるさまは、自然が織り成す一大スペクタクルにふさわしい。
実は夫婦岩は、「日の大神」(太陽のこと)を拝する鳥居の役目を果たしているのだそうです。6月の夏至の前後1週間は、岩の中央から日が上り、運が良ければその背後に霊峰富士という絶景が見られるのだそう。
と、ここまで紹介してきて、なんとなく夫婦岩はストーンヘンジ、禊払いはドルイドの儀式みたいだなあ、と思い至りました。
天と人と海が夏至の日の太陽でひとつに結ばれる。
この神聖なイベントは、世界中のレイラインとそれに関係した神話に相通じるものがあるのかもしれません。
あいにく、ここ10 年ほど、日の出の瞬間は晴天には恵まれないようですが、分厚い雲の上から、きっとお天道様は地上のわたくしたちを見守ってくださることでしょう。
罪深き日頃のおこないを反省したい方は、今日1日、空を見上げて懺悔するのがよろしいかと思われます。
(逢坂杏)
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掲載日時:2009.06.21 12:00 コメント [0] , トラックバック [0]
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