世界中のありとあらゆる天使を雑学する
掲載日時:2009.06.29 12:00 コメント [0] , トラックバック [0]
photo by Izismile.com
こういうお仕事をなりわいとしていると、やはり心身のメンテナンスの重要さを痛感させられます。ある案件ですっかり消耗したわたくしに、知人が救いの手を差し伸べてくれました。なんと善意のヒーリングを申し出てくだすったのです。
この手のしんどさは人様に伝えようとしても伝わらない類のものですが、それを察したうえでのお申し出に、思わず泣きそうになりました。
さて、軽いトランス状態での施術中のこと。なりゆき上(?)、彼女はわたくしを守護する存在を目撃したのだとか。残念なことに、本人はそのお姿を拝謁することはかなわなかったのですが、以下、そのときのやりとりを記しておきましょう。
なんかこう、黒くてでっかくて甲冑っぽいのがいたらしいんですが、いやーよかったよかった、オリジナリティあふれてて。「貴女を守護する者は、大天使...」
「大天使!?」
「大天使ミカエル...」
「!?」
「ではなくて」
「なくて」
「ダースベーダーみたいな」
「みたいな!?」
いまさら大天使ミカエルとか、あからさまに陳腐なのが出てきたらどうしようかと思いました。
米国の作家、テリー・リン・テイラー女史は、伝統的な天使の守備範囲に入らない領域について語っておられます。彼女いわく、チアリーダーとか、デザイナーとか、株のトレーダーとかの天使が存在するんだとか。じゃあ、まあ、ダースベーダーもありっちゃ、ありかと深く納得。
さて、天使という存在は狭い意味では「アブラハムの宗教」(ユダヤ教・キリスト教・イスラーム教)に出てきて、神のお告げをもたらしたり、悪の勢力と闘ったりします。
いうなれば神様の召使い、神様の分身。かなり乱暴ではありますが、この視点からすれば仏教の仏や菩薩、神道の稲荷神なんかも天使の属性にグループ分けされなくもない。
(日本心霊科学の父と呼ばれた浅野和三郎氏は、天狗=天使説を唱えられていたそうです。た、たしかに天狗に羽は生えてますが)
こう考えるとどの文明にも天使は存在するし、また悪魔も存在するわけです。
ただし彼らが担っている宗教的な背景や、世界観は地域や時代により、大きく異なっているのもまた事実。守護天使ひとつとっても、シナゴークの守護者と、ニューエイジの人が唱えるそれとでは、やっぱり何かが違う。そこらへんがいっぺんに、ナナメ読みできる資料はないのかしら。と思っていたらよさげな本をめっけました。それがナツメ社さんから出ている、『図解雑学 世界の天使と悪魔』です。
このシリーズは「難解な事象を絵と文章でわかりやすく解説する」人気企画ということで、歴史上の人物から、最新の物理学まで縦横無尽にぶったぎることで有名。
たんなる雑学本かと思いきや、うっかり下ヨシ子先生が死後の世界について解説したりしていて、あなどれません。
さて、この本ですが小説や映画、マンガ、ゲームまでありとあらゆるところに登場する天使と悪魔について、掘り下げて解説されています。その項目ざっと100近く。一読したところ、非常に情報量が高いです。特にイスラームの天使について、ここまで掘り下げた書籍はこの手の本では、かなりめずらしいんじゃないでしょうか。
これまでゲームや漫画の登場人物としてしか、名前を知らなかった天使たちの、出自と本当の性格が明らかになるのは興味深く、また知的興奮に満ちた体験です。

画像は、この本の巻頭に登場するデ・モーガンの「死を告げる天使」。人間を神の世界へいざなう天使が、死神のように生命を刈り取る大鎌を手にしている姿は、なんだか今の気分にマッチしているように見えるのは私だけでしょうか。
(それくらい今年は上半期の訃報が多いということなんでしょう)
「女神転生」とか、「天使禁猟区」とかがお好きな方ならば、思わず手が伸びること請け合いの1冊でありました。
8/4 UPDATE:今回、メーカーさんのご好意でこちらの『世界の天使と悪魔 (図解雑学)』を、4名様にプレゼントいただけることになりました。ご興味ある方は、editor@myspiritual.jpまで、『世界の天使と悪魔 (図解雑学)』プレゼント応募と明記してメールを送ってください。
※先着順ですので、当選された方にメールでご連絡させていただきます。その際に発送先をご教示ください。
(逢坂杏)
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掲載日時:2009.06.29 12:00 コメント [0] , トラックバック [0]
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