人間が宇宙や星の神秘に魅せられて400年。望遠鏡の歴史がポスターに
掲載日時:2009.07.01 10:00
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掲載日時:2009.07.01 10:00
2009年はガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を使った、天体観測をはじめてから400周年にあたる年。
400年の間、望遠鏡がどう進化して、最先端の宇宙観測技術はどうなっているのかという歴史が1枚のポスターになりました。
望遠鏡の進化の方向性として挙げられるのが、まず大きさ。人間の瞳孔が暗くなった場所では大きく開いて光を集めようとするのと同じ原理で、より遠くの光を見るためには、レンズが大きければ大きいほどいいというわけです。現在、世界最大の望遠鏡(研究用)は、直径10mのもの。ちなみに国内で一般公開されているのは兵庫県・西はりま天文台公園にある直径2mの「なゆた望遠鏡」だそう。
そして、電磁波の種類によるバリエーション。宇宙からはさまざまな電磁波が届きます。人間の目に見える可視光線のほか、赤外線や紫外線、電波やX線etc...。
これらの異なる電磁波で宇宙を観測すると、星は違った形を見せ、それぞれの星の成り立ちや特徴がわかってくるわけです。それぞれの電磁波を捉える「赤外線望遠鏡」「電波望遠鏡」「X線望遠鏡」が誕生し、より多面的な宇宙観測ができるようになりました。
また電波・可視光線・赤外線の一部以外の電磁波は、地球の大気にさえぎられて見えず、大気のゆらぎで天体がぼやけて見えるため、より空気の薄い高山に天文台を建てたり、大気のない宇宙に打ち上げる望遠鏡も発明されました。
こんなふうに望遠鏡の進化を見ていると、人間はいかに宇宙や星の神秘を解明するために情熱を持って取り組んできたかが伝わってきて、じーんと来てしまいます。
望遠鏡の400年の進化をまとめたこのポスター。なぜか「一家に1枚」というキャッチフレーズがついているのですが(笑)、現在、科学技術週間の公式サイトからPDF形式でダウンロードもできるので、七夕のロマンを楽しむガイドとして活用してみては?
(神田法子)

フレッド ワトソン (著), Fred Watson (原著), 長沢 工 (翻訳), 永山 淳子 (翻訳)


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