明治時代の市民による日食のスケッチを発見
掲載日時:2009.07.21 14:00 コメント [0] , トラックバック [0]
そんな折、今から122年前の明治時代の日食の時に政府の呼びかけで、市民が書いた太陽コロナのスケッチ約100枚が国立天文台で発見され、話題になっています。これが結構、素敵なんですよね~。
1887(明治20)年8月19日の皆既日食は、新潟、福島、茨城の各県などで見られたそうで、世界中から観測隊が集まったとか。
なんか、ゆとりを推奨して日本人を退化させている現在の政府とは違い、非常にアカデミックな感じを受けます。「当時、月が太陽をすっぽり隠す皆既日食は不吉な現象と考えられ、市民が家にこもることなどが想定された。そこで、文部省(当時)は、事前に官報に「白光(コロナ)写図心得」との観測マニュアルを示し、皆既日食が見られる地域の役所や学校などに、外へ出てコロナを観測するよう促した。皆既の2、3分前に手ぬぐいで目を覆い、目を慣らすなどの注意も添えた」
スケッチもすごく素敵だと思いませんか?
今、こんな風に墨や鉛筆で、書ける人がどれだけいるか。なんかパソコンの発達で、人間の体を使う能力がやっぱり退化してますよね。「A4サイズほどの和紙に墨や鉛筆で描かれ、約3cmの黒い円の周囲に白く放射状にこぼれ出るコロナをとらえた。好天に恵まれた新潟、茨城両県で学校の先生たちがスケッチしたものが多く、観測者の署名などから約100カ所で約150人がかかわったとみられる」
今回の皆既日食は、ハイテクをいかし、テレビやネットの生中継で、どこででも見られるようになっていますが、やはり実際にこの目で見て自然の驚異を感じたい! と観測しやすい奄美大島やトカラに出かけている人たちも多いわけで。
太古より日食は、人間の力ではどうにもならない不思議な自然の力を思い知る出来事。
ハイテクを駆使するのもいいですが、明治時代の人たちのように、その不思議を自分の手で写し取ってみるのもいいかもしれません! あっ、でもひとつご注意を。明治時代は手ぬぐいで目を覆っていたようですが、日食を肉眼で見るときは、きちんと専用グラスをつけてください。
とはいいつつ、ネットではグラスは軒並み売り切れ! ビッグカメラなどに問い合わせるのもよし、最悪、自分で作っちゃうっていう手もあります。作り方がのっているサイトをのせておきますね。
(田中水菜)
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掲載日時:2009.07.21 14:00 コメント [0] , トラックバック [0]
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