89項目の性格診断テストで、自分を分析!
掲載日時:2009.09.02 12:00
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掲載日時:2009.09.02 12:00
私が先月、本屋のスピ本展示スペースで即買いし、読後も本棚になかなかしまえない1冊をご紹介しましょう。
『自分がわかる909の質問』(宝島社/1333円)The big book of PERSONALITY tests著者は、臨床心理学者のサルバトーレ・V・ディダート博士。
「自分がどんな人間なのか」という人々の疑問を解決することを助ける仕事に力を注いできた博士が、本書の中で89項目にわたる厳選された性格診断テストを紹介しています。
自分を客観的に分析するため(知るため)のヒントが与えられるだけでなく、自分を変えるために何ができるか、何をすべきかまでを教えてくれる一冊です。
たとえば、怒りについて。
これは、わりと多くの人に共通した問題なのではないでしょうか。怒りをどう表現するか。怒りの気持ちとどう付き合うか......。人生の基本テーマのような気さえしますね。
本書の「前向きに怒りを表現できるか」という項目では、10個の質問があり、回答によって点数が異なり合計点数により3つの枠に分けられます。ちなみに私は、中レベル(17~23点)でした。
「誤解を招かないよう」怒りを表に出すべきなのかについての理解は平均的なレベルだが、常に向上の余地はあるというもの。そこで、「そっか~。私は中レベルなのね。努力を怠らずにいよう」......で、終わらないところが、この本のミソ。
次ページからは、同じ分量の解説ページがあり、前向きに怒りを表に出したほうがいい理由を2つ紹介しています。
こんなふうに怒りのようなネガティブな感情も良い方向に導くことができると主張する専門家は多い、と本書には書いてあります。・怒りを表に出すときは、お互いの理解を進めることが大事。怒り(感情)を攻撃(乱暴な行為)と混同しているときは、うまく自分の気持ちを伝えることができません。
・怒りを表に出すときは、相手を打ちのめす必要はなく、トーンダウンして、言葉で不快感や不満、悔しさとして相手に伝える。問題点を話し合う目的は、心の傷を軽減し、同じ問題を繰り返さないようにすることです。
読み進めていくと、テストをやっていて自分を分析しているのに、まるで臨床心理士に、生き方のコツをとくとくと解説してもらい、エールをもらっているような気になり、これは読みごたえのある1冊だな、と感じたのです。
また、「あなたはどのくらい人を思いやることができるか」という項目の解説では、
とあります。これを読むと、他人を思いやることができるかどうかの自己分析と、反面して、どうすれば人の力を借りて、他人と助け合って親切を実行した生き方ができるかどうか、まで考えが及び、よりよく生きる力を得られそうですね。さすがです、この著者。「困った人を助けるかどうかは、どういう頼まれ方をするかで変わってくる。何を求めているのかが率直で、しかも説得力のある理由があると、耳を傾けやすいのだ。ここに単純な公式が成り立つ。頼み方と理由を足した和が大きいほど、応じてもらえる確率が高くなるのだ」
(おおさきゆき)

サルバトーレ・V・ディダート Ph.D. (著), 渡会 圭子 (翻訳)


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