あなたも寝ている間に、別の星へ行っているかも?
掲載日時:2009.09.05 12:00 コメント [0] , トラックバック [0]
山手線のようで、山手線ではない。
東京タワーのようで、東京タワーでもない。
いつもの駅ビルのようで、どこか違う。
もちろん、それは日本の他の地方でも、海外でもない。
夢でそんな光景の中にいるときは、もしかして、別の星に行っているのかも......!?
あなたは、夢の中で、「ドラマ」を演じていることはありませんか?
夢は、潜在意識の宝庫。心理学では、夢の中のシンボルから、隠された願望や恐れなどを紐解くことも多く、何かと性的願望に結び付けるフロイトや、少しスピ的になるとユングの集合的無意識など......etc。夢を語ろうとすれば、いくらでも色々な分析ができてしまう。
でも、ここでの夢は、ちょっと違う。
そこでは、もう1人の自分が淡々と普通の日常生活を送っているだけ。そう、それはサザエさんの漫画の10分×3本立てのストーリーのようなもの。
特徴として、これらの夢からは、たいした「学び」はないということ。登場人物も、現実の世界で知らない人がほとんど。そんな夢から醒めた瞬間、なぜだか、再び夢の世界の方に引き込まれそうになる。そして、ちらっと頭をよぎる。
もしかして、こっちの世界がホントなのでは? と。
けれども、ほんの数分で、全ての夢の記憶は消えてゆく。
そんな私のつぶやきに、あるヒーラー氏がこう言った。
「あなた、夢でスピカ星に行っていますね!」と。そこでは、もう1人の私が実際に生きているとか。うーむ。これって、パラレルワールドみたいなもの?
そこで、思い出したのが『聖なる夜に花束を』(たま出版)という本。この本は10数年前に読んで、衝撃を受けた本だ。
それは、サザエさんの漫画が長編でずっと続いているような世界。著者の森島健友氏は、ひょんなことから、現実と夢の世界を同時に生きてしまう。つまり、現実の世界にも妻子がいるが、夢の世界にも全く別の妻子がいて、そこでもう1つの日常生活を送っているのだ。普通の人と違うのは、毎晩見る夢の中では、同じ登場人物たちと共にドラマが続いているのだった。
ちなみに、これは小説ではなく、ドキュメントなのだからすごい。そんなある日、なぜだか、いつもの夢の国を訪れることが出来なくなり、彼は夢の中の家族たちに会えなくなる。向こうの世界でも、父親が消えたことで家族たちは傷つき、悲しんでいるのがわかる。彼はその悲しみから、精神を病んで、現実の生活にも支障をきたしてしまう。
そしてある日、ある精神世界の師から、夢の国との別れを宣告される。師の力を借りて、最後に1度だけ夢の世界の妻と会い、彼女に別れを告げるシーンは、壮絶でリアルなものだ。
乙女座の一等星といわれるスピカ星で、私にももう1つの生活があるのかも!? でも、悲しいかな、目覚めたときに全てを忘れるこの記憶力のおかげで、この現実界が私の世界のすべてではある。
あなたも、もしかして、夢の中で別の星に行っているのかも。その特徴は、その夢はあまりにも普通で、ただただ日常生活を送っている、ということです。
(西元啓子)
掲載日時:2009.09.05 12:00 コメント [0] , トラックバック [0]
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