11月11日はコーデュロイの日。 NYの秘密結社(?)が会合を開きます
掲載日時:2009.11.09 18:00
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掲載日時:2009.11.09 18:00

そろそろ寒くなってきて、街で、コーデュロイを着ている人を見かけるようになりましたね。
ニューヨークでは、11月11日を、コーデュロイの日として、「コーデュロイ愛好家クラブ」の会合がひらかれます。参加したい人は、2種類以上のコーデュロイを身に着けて参加することが条件です。
なぜ11月11日かというと、おそらく「1111」という数字の並びがコーデュロイの布地の畝に似ているからと思われます。会合の参加費も11.11ドルと、こだわりが伝わってきますね。
この「コーデュロイ愛好家クラブ」の創設者のマイルス・ローハンさんは、数年前、職を失い、孤独だった時に、ソーシャルなクラブ仲間がいたら、どんなにいいかと考え、自分の大好きなコーデュロイの愛好会を作ろうと思いたちました。
さっそく、ウェブサイトを作り、メンバーシップカードまで印刷して、路上、バー、果ては地下鉄のホームでも、コーデュロイを着ている人を見ると声をかけ、メンバーの獲得にはげみますが、気味悪がられるだけで成果は皆無。それどころか、ウェブサイトはハックされ、壊されてしまいました。
コーデュロイ愛好者の有名人には、ポール・ニューマン、ウディ・アレン、チャビー・チェイス、ビル・マーレイ、作曲家のエリック・サティ、画家のパブロ・ピカソ、アンリ・マティスなどがいます。
このマイルスさん、本名はマイケルでしたが、ウディ・アレンの映画「スリーパー」を見た後、そのキャラクター「マイルス・モンロー」にちなんで、名前をかえてしました。ここまでくると、すごいですね。
マイルスの奥さんは、グラフィックデザイナー。見るにみかねて、鯨のシンボルマークをデザインし、その鯨の横に「全てのウェールズ、ウエルカム」と文字を入れカードを作り直しました。そう、「whale(鯨)」と、「wale(畝)」は、同音なのです。
そして、マイルスは、この新しいカードを持って、NY中の洋品店に行き、すべてのコーデュロイの洋服のポケットに、カードをこっそり忍ばせていきました。こうして結成された、コーデュロイ愛好クラブなのです。
実は、このクラブを作ったのは、「コロンブス騎士会」という秘密結社に入っていたマイルスのおじさんの影響もあるそう。子供の頃に、おじさんに、この秘密結社の会合で何をやっているのか? どんなに聞いても教えてくれず、いつか大人になったら、会員になりたいと思い続けていた思いが下地にあるそうです。もちろん、このコーデュロイ愛好クラブは、秘密結社というわけではありませんが......。
ルイ14世の戴冠式に献上された畝のある布地は、庭師などの屋外労働者の作業服に使われ、王様の畝(Corde du Roi)と名づけられました。その英語名がコーデュロイ。11月11日、あなたも、コーデュロイを引っ張りだして着てみては?
ちなみに、コーデュロイラバーの2番目に重要な日は、1月11日だそうです。
[The Corduroy Appreciation Club]
(坂本真理)

株式会社レッカ社 (著, 編集), 桐生 操 (監修)


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