花を生けるということは場を生かすということ...『華道家・假屋崎省吾の世界 KISEKI〜キセキ〜』
掲載日時:2009.11.05 10:00
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掲載日時:2009.11.05 10:00
みなさんおなじみの華道家・假屋崎省吾先生が、自らのライフワークとして掲げている毎秋恒例の展覧会が今年で10年目を迎えました。
東京都の有形文化財に指定され、昭和の竜宮城の異名を取る目黒雅叙園の「百段階段」(通常一般非公開)で繰り広げられる假屋崎省吾の世界は、その場が持つ空気と花のもつ美しさや生命力が見事に調和したもの。
今回の展覧会のテーマは「KISEKI〜キセキ」。目黒雅叙園という場とそれぞれの花が融合して生み出す「奇跡」と、10年目の展覧会および華道歴25周年という「軌跡」をかけているそう。
たくさんの奇跡が巻き起こされる作品の中でも、注目したいのが「牡丹の花」。普通は春咲く花である牡丹が、島根県の由志園の協力により、秋の季節に見事に咲き誇っているのです。そして、四季折々の風景の絵が飾られる部屋の中でも、牡丹の絵が飾られた間に生けられており、過去に描かれた名画と今を生きる生花の美しいコラボレーションが成立しています。
展覧会とほぼ同時に刊行された書籍『假屋崎流 夢のかなえかた−「ここが大事」を見逃さない』(講談社)にも、花のもつパワーと場の調和、人の心へのはたらきかけなどが語られています。
ほかにも、夢をかなえるために「ここが大事」というポイントや、全部の著書を持っているほど大好きな美輪明宏さんとの交流など、今まで語られなかった假屋崎流スピリチュアル・メッセージが詰まっています。
假屋崎先生の軌跡が表現された展覧会と本のメッセージを見比べてみても、興味深いです。
『華道家 假屋崎省吾の世界 KISEKI〜キセキ〜』は11月15日(日)まで、目黒雅叙園にて開催中。
[目黒雅叙園 『華道家 假屋崎省吾の世界 KISEKI〜キセキ〜』]
(神田法子)

假屋崎 省吾 (著)


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