「泉鏡花の闇に迷い込みたい」山口智子さんが美を旅する中で見つけた和の源泉
掲載日時:2009.11.20 12:00 コメント [0] , トラックバック [0]
最近、ドラマ『ロング・バケーション』が再放送されていましたね~。
元気ハツラツな山口智子さんのお姿がとてもなつかしかったです。唐沢寿明さんと95年に結婚した後は「あの子はほんとにたくさん本読むし、勉強が大好きなんだよ~」(唐沢さん・談)ということで、お好きな美術をレポートするような番組に出演される機会が増えました。
その山口さんの「和の源泉への旅」にのめりこむきっかけが、金沢の泉鏡花記念館で見た、鏡花作品の装丁のほとんどを手がけた小村雪岱(こむらせったい)の絵だったそうです。
山口さんは2006年4月から中目黒で「ギャラリー燕子花(かきつばた)」を開かれ、独自の企画展も開催されるほど「泉鏡花の闇」の魅力にとりつかれてしまった模様。
泉鏡花や小村雪岱への想いも片思いのラブレターのようにご自身の言葉で語られた山口さんの新刊『楽しい和ー』が発売されました。白桃の花の如き妖女は、よこしまな心をもって言い寄る男どもを、猿、ひきガエル、 蝙蝠、蛇......あらゆる畜生に変えてしまう。それが「鏡花水月」......。
鏡に映った花や、水に映った月のように、目にみえながら手に取ることができないもの。また、言葉では表現できず、ただ心に感知するしかない物事を、蒔絵によって表現しようと思います。
(彦十蒔絵 若宮隆志 の展覧会案内文より)
現代に受け継がれる工芸品も多数収録されたこの本には、必ず作り手に会いに行ってその場の空気感や作家の思いに耳を傾けながら、作品をご自身が実際に手にした写真もちりばめられた臨場感溢れる構成。
彼女の和の旅は漆黒の闇とほの明るい日常の体温に満ちた時間たちです。11月20日(金)に丸の内丸善本店で開催される出版記念ライブトークも満員御礼。山口さんの見つけた和の源泉は、わたしたちの源泉でもあるのかもしれません。
(まりこ)
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掲載日時:2009.11.20 12:00 コメント [0] , トラックバック [0]
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