新年最初のデトックスにピッタリ! 七草粥で厄や毒をリセット

掲載日時2010.01.05 14:00   コメント [0] , トラックバック [0]

  by 涼月くじら

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photo by mdid

みなさん、お正月はいかがお過ごしでしたか?

私はおせち料理にその他のご馳走、おやつのスイーツと......美食三昧のお正月でした。

そのせいか体がとっても重いんですよー。これって正月ボケというより、食べすぎて毒が溜まってしまっているんでしょうね。

そこで思い出したのが、七草粥を食べるという日本の風習です。

七草粥は正月行事として定着していますが、本来は1月7日の「人日(じんじつ)」の日に行われる「人日の節句」の行事で、五節句のひとつとされています。

人日とは文字通り 『人の日』という意味で、中国の前漢の時代に、元日は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人の日としてそれぞれの占いをたて、8日に穀を占って新年の運勢をみていたことに由来するそうです。
 

さらに唐の時代には、人日の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになりました。また、官吏昇進を1月7日に決めたことから、その日の朝に七種菜羹を食べ、立身出世を願ったといいます。

この風習が平安時代の日本へ伝来し、江戸時代には「人日の節句」(七草の節句)として五節句のひとつに定められ、定着していったのだとか。

また、7日は松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日にあたり、お正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあるそう。

胃を休めるというのは、最近になってできた意味づけのようですが、飽食と言われる現代人にはそれこそ本当に必要なことかもしれませんね。

まさに新年最初のデトックスにピッタリな七草粥。オーソドックスなレシピからアレンジまで、最近は色々あるようです。

有名なのは春の七草ですね。

● 芹(せり) ......水辺の山菜で香りがよく、食欲増進効果あり。
● 薺(なずな) ......別称はペンペン草。江戸時代にはポピュラーな食材。
● 御形(ごぎょう) ......別称は母子草で、草餅の元祖。風邪予防や解熱に効果がある。
● 繫縷(はこべら) ......目によいビタミンAが豊富。腹痛の薬にもなった。
● 仏の座(ほとけのざ) ......別称はタビラコ。タンポポに似ていて、食物繊維が豊富。
● 菘(すずな) ......蕪(かぶ)のこと。ビタミンが豊富。
● 蘿蔔(すずしろ) ......大根(だいこん)のこと。消化を助け、風邪を予防。

春の七草以外でも、ネギ、ホウレンソウ、ミツバなど、冷蔵庫にある野菜で構わないそう。ただ、自然界から新しい生命力をいただくというのが本来のコンセプトなので、できるだけ新鮮な若菜を使うのがポイント。


以下のような七草ばやしというのを唱えながら、七草を刻むのもいいらしいですよ。

「七草なずな 唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に ストトントントン ストトントントン」
「七草なずな 唐土の鳥と 日本の鳥が 渡らぬ先に 七草はやす おてこてんてん」
「作物の虫のついてこぬようにみな叩きつけてしまうように ストトントントン」

七草ばやしは地方によっても違うらしいので、おばあちゃんやおじいちゃんに聞いてみるのもよいかも。

子どもの頃は、美味しくなさそうな気がして食べたことがなかった七草粥。でも、今年はしっかり食べて溜まった毒や厄をリセットしますよ~。新年の目標に向かってスタートを切るのは、まずそれから。頑張りたいと思います。


【七草粥】のいろは

(涼月くじら)


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