縁起がいい生物とは?
掲載日時:2010.02.09 10:00 コメント [0] , トラックバック [0]
1月に山口県岩国市で、真っ白なナマコが見つかったのを知っていますか?
「ナマコの神様?」と題されたこのニュースには、「今年は豊漁になる兆し」という漁師さんのコメントも紹介されています。
この「白いナマコ」だけでなく、日本では白い蛇や白いツバメなど、本来は違う色の動物で、白い個体が見つかると、ニュースになりますよね。特に、白い蛇は、夢に出てくると金運がアップする、などと言われているほどです。
こうした「白い生物」が珍重されるのは、白という色が持つ神聖なイメージも関係しているのかもしれませんね。
また、昔から荷本の漁師さんは、網に珍しいものがかかると、丁重に扱っていたようです。例えば、千葉の漁師さんに聞いたところによると、「亀は神様の使いだから、網にかかると縁起がいいとされ、海に返した」とのこと。
また、日本各地の港町では、「寄り神様」を祀っている神社仏閣が少なくありません。「寄り神様」とは、海などから流れ着いた仏像や石、流木など。これらをご神体やご本尊としてお祀りするというわけ。今のようにあちこちを旅行することなどなかった時代には、海の向こうに神の国があると考えられており、海を渡ってくるものはありがたいと思われていたようです。
世にも貴重な、白いナマコ。珍しいものを丁寧に扱って、受け入れる日本人の心は、昔から変わっていないのかもしれません。
(吉田渓)
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掲載日時:2010.02.09 10:00 コメント [0] , トラックバック [0]
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