温暖化で水没の危機に瀕している神秘の島・マーシャル諸島共和国
掲載日時:2010.09.30 22:00
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掲載日時:2010.09.30 22:00
今年は国連が定める生物多様性年であり、10月11日から29日にかけてCOP10(生物多様性条約第10回締約会議)が名古屋で開催される年でもあります。
生物の多様性とは、生態系のバランスのことを表しています。つまりひとつの種に何らかの被害が及ぶと他の生物や、はたまた環境にも影響を与えその均衡が崩れるというものです。
日本でも森林伐採や都市計画が環境破壊に繋がり、ゲリラ豪雨に対応できなかったりしていますよね。また無理な植林によって花粉症という症状が現代人に出てきたりもしています。
今年はそんな環境、生態系という自然のバランスのことを考えるにはとても良い年だと思います。
私がよく訪れているマーシャル諸島共和国はサンゴで有名な国です。国土が環礁という細いサンゴ礁の上に乗っています。空から見るととても美しい国土を持った国ですが、実に国土の面積が狭いこと、その形状も細いことがよくわかります。
また近年の温暖化による海面上昇で、水没の危機に瀕している国でもあります。
海面上昇による具体的な被害として、上の写真のようにビーチの砂が流されていき、ヤシの木の根が掘り返され、すべてなぎ倒されていきます。
この国はゴミ処理が徹底されていないため、すべてのゴミが海に流れていきます。そして海面上昇によってゴミはビーチに漂着します。
このようにマーシャル諸島共和国のビーチ、行く前は白い砂だけの綺麗なビーチを想像していましたが、実はそんなことありませんでした。
地球温暖化、海面上昇という言葉を聞いてもピンとこないかもしれませんが、こうして"現場"を見ると、実際に起こっていることであると実感します。そして温暖化の原因を作っているのは先進国だと言われています。我々の行為が一部とは言え南方の国の自然、はたまたその国自体も滅ぼそうとしています。
神秘性に富んだこの星を守るためにも、地球温暖化のことをもっと知っていきたいですね。
(写真・本文/Masa Michishiro)


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