もしかして、アンチエイジングって邪道だったの!?
掲載日時:2010.09.03 12:00
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掲載日時:2010.09.03 12:00
いつまでもイキイキと若さを保ち、美しいままでいたい! 自分の年齢よりもマイナス10歳を目指したい! そんな願望は女性なら、誰もが持っているはず。
そして必死になって試す新作のアンチエイジングコスメやサプリ・食事にエステ。スタイルだって、髪型だって、着るものだって、なんとか少しでも若く見せるための努力は惜しまない!
見渡せば、女性誌では、アンチエイジングの特集は常に定番の記事だし、TVでは、例えば、50代なのに30代にしか見えない女性の秘密をセンセーショナルに紹介する番組なども人気の様子。
「年をとりたくない!」そんな願望の裏には、「年をとることは醜い」という概念がどこかにあるのかも.....。
けれども、そんなアンチエイジングに必死になる今の私たちに"喝!"を入れるような記事を発見。それは、サイト、「YOMIDr.(ヨミドクター)」の「こころ元気塾」のコラム、「久坂部羊さんインタビュー全文(1)「老い」否定するアンチエイジング」という記事。
高齢者医療、終末期医療を専門とする医師、久坂部羊さんによると、先進国をはじめとする今の日本は、疫病のことを心配しなくてはならない自然環境が厳しい国などと違って、暮らしやすく安全になりすぎて他に心配事がなく、健康やアンチエイジングに注意が行き過ぎている、とのこと。
要するに、情報が増えすぎて、必要以上に健康や美容に関心を持ちすぎているらしいのです。アンチエイジングにしてもしかりで、久坂部さんは以下のように語っています:
「アンチエイジングはその典型で、年齢を経ることによって得ることができる人間の幅とか穏やかさ、経験、知恵よりも、若さや美しさや楽しみ、快楽を味わうことに目が向いている。
すべて欲望のなせるわざです。『老い』がすべて否定されているように感じます。老いることによってしか得られない安定感とか人格的な幅があるはずなのに、老いに対する価値観を持っている人が少ないんです」
とのこと。
なるほど、50代なのに30代に見える、という人を見た場合、その若い外見だけでなく、中身までが30代に見えるときがあるのも確か。
その人は50代の豊富な人生経験と、生きてきた知恵を身につけ、30代よりも"賢い人"に見えなければならないのに、そう見えないときがあるのです。
そういえば、アラフォー前後になると、定期的に白髪染めをしなくてはならない人も多いのですが、最近、「もう、白髪染めするのやめたの! もう、年をとることに逆らうのはやめたわ」と語る友人がいました。
彼女のその潔さがあまりにもカッコよく、なんだかいつもより、より美しく賢い人に見えたのは言うまでもありません。
今までは私もアンチエイジングにしがみついていた派ですが、こんな友人を見ると、年をとることも悪くはないな、と思えてくるのでした。
ムリしてアンチエイジングをするのではなく、エイジングと上手く付き合って行く、そんな生き方もまたカッコイイ! そんな時代も近いうちにやってきそうです。
[YomiDr.]
(西元啓子)
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